こんにちは!
スクルドエンジェル保育園 古市場園です。
大変お待たせいたしました
今回のブログでは、2月に行われた
節分の様子をお届けしたいと思います
節分が近づくにつれて、園内は可愛い装飾でにぎやかな雰囲気に


↑あれ・・・・・??
・・こ、これは!!!!!

鬼からの手紙!!!!!!
先生たち手作りの可愛い装飾
に紛れて
鬼からの手紙が貼られています!!!!!


そうです…今年も届いてしまったのです…。
あれは2月2日。節分の前日のこと…。
どこからともなく届いた、鬼からの一通の手紙。

ポストでも玄関でもなく、敢えて階段にこっそり届けるという
鬼からの挑発ともいえるお届けに
手紙を見つけた園長先生は大慌て

すぐに子どもたちに知らせに行きました


園長先生からの知らせを聞いた子どもたちは何だか不安そうな表情…
昨年から在籍している子からは「またきた…」といった言葉もありました
そんなみんなに、
『大丈夫
先生たちが必ずみんなのことを守るからね
』
と園長先生から心強い言葉が送られました

その後は、クラスで作戦会議
みのり組では、『ぼくが鬼をキックしてやっつける!』と
頼もしい声をあげてくれる子がいたり
つばさ.かける.ひかり組では、
鬼の嫌いなもの=ギザギザの葉っぱ(柊)や臭い魚の頭(イワシ)を
仕掛けておくなど、お兄さんお姉さんクラスらしい
知識を生かした作戦を考える声が聞こえてきました

すると・・・
節分の作戦もバッチリ立て、
いつも通り楽しく園生活を送っていた、つばさ.かける.ひかり組のお部屋に
息を切らした園長先生が飛び込んできました。
園長先生の手には、何やら風呂敷に包まれた箱が・・・

園長先生は、持っている箱についてみんなに話します。
『今ね、鬼をやっつける良い方法がないか神社に行って相談してきたんだ。
そうしたら、神主さんが良いものをくれたの!』
園長先生の持っていた箱には、金の豆が入っていました。

『どうしても鬼を倒せなかったら、この金の豆を投げると良いんだって!
でも…この金の豆を使うには大事なお約束があるんだ。
それは、
❝かける.ひかり組の7人が全員揃って一緒に豆を投げること”。
1人でも怖がって投げられなかったら効き目がなくなってしまうの。
みんなに出来るかな??』

「ぼく、わたしに出来るかな…?」
緊張気味なようすで、不安な言葉を口にしながらも
園長先生からの問いかけに、しっかりと手を上げ
頑張る気持ちを表してくれた、かける.ひかり組のみんな

こうして、鬼と戦う重要な切り札「金の豆」は
担任の先生の手でお部屋の戸棚に大切にしまわれたのです。
そしてついに運命の1日が始まりを告げました。
2月3日 節分当日。
朝の会を終え、節分のペープサートを楽しんでいたのは、めばえ組。

可愛い青鬼が出てくるお話にみんな興味津々

真剣な眼差しで見つめています

ペープサートの後は、めばえ組制作の鬼の帽子を被って豆まき大会

鬼のパネルに向かって一生懸命に新聞紙の球を投げる可愛い姿に
お部屋の中はたちまち癒しの空間に

・・・・・・ドンッ!
あれ?何か聞こえた??
ドンドンドンドンドン・・・
次第に大きくなる太鼓の音。
ま、まさか??!!

きたあぁぁぁぁぁああああああ!!!!!

可愛い豆まき姿に、ほっこり癒しの空気が一転!!

鬼の急な登場に驚き、先生の元へ集まる子どもたち
最初は何が起こったかわからずに固まっていた子たちも
ただならぬ空気を察してか、涙が止まりません


先生たちは、子どもたちを鬼から守る為にしっかりとガード

先生の鉄壁のガードに恐れをなしたのか、鬼はゲートから先へ進めず・・・。
まるで
”何人もの子どもたちをおんぶしてきたような、あたたかい背中”を見せながら
退散していきました…。

鬼が去った後は、呆然と出入口を見つめる めばえ組のみんな…。
そんな中、ちゃんと鬼たちにバイバイする可愛い姿も

きっと、この❝バイバイ❞には、「鬼にもバイバイしてくれる優しい気持ち
」と
「早く帰ってよー
」という2つの思いが込められていたのかも知れません
戦いを終えた、めばえ組の隣の部屋では
節分の紙芝居を楽しむ のぞみ組の姿がありました


みんなで並んで先生手作りの紙芝居を真剣に見る、のぞみ組さん
可愛いイラストとわかりやすいお話で、楽しく節分を学びます

紙芝居のあとは、みんなも豆まきをしてみよう

鬼の箱を狙って新聞紙で作った豆をポーンと投げたり入れに行ったり…
のぞみ組制作の可愛い鬼の角をつけて、
拾っては投げ拾っては投げ、豆まきを存分に楽しみ盛り上がるのぞみ組さん
・・・・・・ドンッ!
え? 大きな太鼓の音に異変を感じてドアを見つめる子どもたち。

ドンドンドンドンドン・・・
あっ!ドアの小窓に鬼の影が!!
あぶない!!

うおおおおおおおお


ガラッとドアを開け、
金棒を掲げた鬼がのぞみ組に入ってきました






一瞬の出来事に、あっけにとられた表情や
鬼を見たくない!視界に入るのも怖い!とお顔を隠す姿も

涙しながら、必死に先生にしがみつき鬼から身を守る子どもたち
そんな中、怖がりながらも豆を拾い
鬼に投げつける頼もしい姿を見せてくれる子もいました

勇気ある豆まきと子どもたちを守る先生たちの鋭い眼差しには
鬼たちも太刀打ちできず。『逃げろ~!』と
まるで
”古市場園の子どもたちと追いかけっこをする時のような軽快なステップ”で
のぞみ組を去っていきました…。

鬼が去った後も、
涙が止まらなかったり呆然とする様子の子どもたち

怖がりながらも、鬼が帰るまでみんなよく頑張ったね


その頃鬼は…

『さぁて…次のクラスいくかぁ…』と仕切り直し中…
鬼に次に狙われたのは・・・

製作の三角帽子に豆バッグを身につけて
豆まきの準備万端の みのり組さん。
『えいえいおー』と鬼の討伐に向けて、やる気満々な様子です



鬼の目に豆をぶつけて、やっつけるシュミレーションもばっちり!

豆バッグから豆を取り出す可愛いしぐさを見せながら
力強いフォームで豆を投げる、みのり組の子どもたちに
成長を感じていると…


・・・・・・ドンッ!
ドンドンドンドンドン・・・

もはや、お馴染みとなった太鼓の音を敏感に察知する みのり組のみんな。
全員の視線が、音が聞こえてきた出入り口の方へ向かいます。
ガラッッッッ!!!!!!

みのりぐみぃぃぃぃぃ!!!!!!!
鬼の登場で、楽しかった豆まきの空気は一変
みのり組のお部屋は叫び声と涙でいっぱいに


豆まきのシュミレーションと違い、
目の前で動き回ったり金棒でみんなを驚かせてくる鬼は
豆を投げつける隙すら与えてくれません

そんな中、鬼を怖がらずに鬼に立ち向かう子が

すると鬼は、まるで
❝いつも保育園から帰る時に「さようなら~
」と笑顔で手を振ってくれる誰か❝
のように手を振って、みのり組を去っていったのでした。

ここまで、めばえ組、のぞみ組、みのり組の3クラスを襲ってきた
赤鬼と青鬼…。
最後に鬼が襲い掛かるのは、あのクラス???!!!
そして金の豆はどうなったのか??!!
【後編】へ続きます!!